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プレイ日記とかゲーム全体の感想を書いてます。ネタバレ有り。
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2024/11/24
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基本的に一本筋なだけあって、プレイ時間はそんなに長くないです。
でも、これでもか!というほどぎゅっと詰まったお話です。

濃い、とにかく濃い。

短いシナリオでもここまで強烈なインパクトが残るのか…、と思ってしまったほどです。
いや、別にグロ的な意味でなく、込められてるメッセージ的な意味で、ですよ…?


つか、シナリオやテイストが今までのキラル作品以上に人を選びます。
グロが苦手な人にはオススメしないけど、そんなに酷い描写でもないような気もしたり(´・ω・`)
オレもグロやホラーはマジでダメな部類なんですが、意外とあっさりとスルーできたような。
ホント判断難しいよ、この作品…!

取り敢えず、結構アレな内容が多いので、バッチコーイ!な方のみ読んでください。
折りたたみ設定はずっと解除しない予定で。

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というわけで、全ENDを見てきました。
なんというか、ハッピーENDっぽいのが皆無に等しいこの作品。
見方によれば「救い」は確かにあると思う。
でも、ご都合主義な「救い」が存在しない辺り、そこが逆にすごくよかったと思います。
何もかもがうまくいったENDなんてあろうもんなら、この作品自体が破綻しそうな勢いなんで。
「救い」があるようでないような、ないようであるような、その絶妙な匙加減がすごくよかったと思う。


以下は簡単に各END感想と、それがらみの語りでも。

■哲雄END
最初はホント何考えてるかわらなくて、蓉司と同じように哲雄の存在が怖かったです。
でも、途中から不器用同士な掛け合いがホントむず痒くて。

何このこっぱずかしさ!?新手の羞恥プレイですね!?(*´Д`)

とか一人悶えてました。
いや、もうホント萌えるというより恥ずかしかった。
というか、簡単に萌えるような世界観でもなかったんで。ええ。

END自体は一見ハッピーENDのような雰囲気でしたけど、恐らく蓉司はもう人の形をしていないんでしょうね…。
それでも穏やかな日常が確かにあった、というところがなんとも切なすぎます…。
このもやもやふわふわした感じがスイプー特有のENDなんだろうなぁ、と思いました。


■睦END
すげーインパクト。
まさか文字通りにカニバリズムられるとは思いもよりませんでした。

睦自身は本当にごくごく普通の人間で、「内なる存在」とは関係ない存在でした。
でも、いつのまにか巻き込まれてしまい、日常から逸脱してしまった。
本来なら被害者なのに、というところがより一層やるせない気持ちになったENDでした…。


つか、睦ENDに分岐するまではホント「ただの友達」程度の存在だったのに、ENDで一気にキャラが立ったところが恐ろしい。
え、影薄くね?と思った矢先にこのEND。
正直、後頭部を思いっきりぶん殴られたような衝撃を受けたデスよ…。
そのあとのED曲「The Hunger」の破壊力もあいまって、個人的にスイプー一のインパクトあるENDになりました(´∀`)ハハ…


■善弥END
本能に従ったらこのざまかよwwwな拉致監禁END。
さすが中の人がシキティなだけありますねwww
取り敢えず、善弥ENDのスチルだけはやっぱり無理だな…。
あれだけが唯一苦手だ…。

でも、イグアナのクリスティーちゃんとのツーショットは結構ほのぼのしてて好きでした。
姫谷もなかなか良いキャラだったし。
一家に一台姫谷がほしい。
ピンクのフリフリエプロ、げふんごふ…!(吐血)


あと、個人的に善弥が一番咬ませ犬っぽい扱いになったんじゃねーかな、と思う今日この頃。
善弥ENDに分岐したって、何の救いもなかったような気がします。
生まれながらに劣等感に苛まれ、あの壮絶な最期を迎えて、それでも何かしら得られたものはあるんだろうか、とか考えると物凄く欝になるんだ…orz


■融合成功END
スイプー一のインパクトあるENDは睦ENDで決まりなのですが、スチル的に一番インパクトがあったのは融合成功ENDです。
融合シーンは壮絶ですよ…。
なんというか、うまく言葉が出てこないのは当前で、マジで圧倒されてしまった…。

スイプーのコンセプトになっている「恋でもなく、愛でもなく。もっとずっと、深く重い―――」というのが一番現れてると思った。
何かもう言葉にできねー!もどかしいー!


■融合失敗END
融合する前に躊躇してたら踏み込まれちゃってアッー!なENDですよね、わかります。

そして、姫谷のその後が書かれてる唯一ENDでもあります。
このENDを見ていると、本当に何も残ってないんだな、と心が重くなります…。

取り敢えず、このENDの上屋の胡散臭さは異常。



■真END
普通のゲームならばここで文句なしのハッピーENDだろうと思いますが、そうじゃないのがこの作品。
でも、「救い」は確かにあったと思う。

ここでは敢えて何も残さずに。
取り敢えず、もう一回最初からプレイし直そうと思いました。
ENDコンプのために、結構スキップ多用しちゃったんで;
せっかくの余韻が台無しなんだぜ…orz



システムとか音楽について。

前作のLamentoが無駄にこった演出で所々でうんざりしていたのですが、今回はさっぱりとした演出でとてもよかったです!
ただ、さっぱりとした演出だったのにも関わらず、PCにかかる負荷は半端なかったみたいで。
Lamentoでも固まらなかったうちのPCが、音声再生のときにたまにラップ状態になってましたのことよ…!

あと、何の予備知識も持たずにプレイしはじめ、最初の選択肢で

わー、何かもじゃっとしたのが出てきたよ!?何このもじゃーっ!?(´Д`;

と一人騒いでたのは秘密(ry
ただ、この「理性」と「本能」を選択するシステムはとてもおもしろかったのですが、もう少し選択後の展開に変化があってもいいかもですね(´・ω・`)
あんまりやると回収しきれなくなる気もしますが、基本的に変わり映えしないので、選択肢の意味とかなくね?と思ってしまったんで;


続いて音楽。
ボーカル曲が相変わらず神がかっていました。
そこは、さすがとしかいいようがありません。
また、全体的に使用している曲数が少ないのですが、それでも物語の雰囲気がきちんと出ています。
そういう意味で音楽に関しては大満足!
今回はサントラ買わなくていいだろwと思ってたのに、今回も購入決定ですね、わかります(´∀`)
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